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楽しみながらFXへの理解を深めていきましょう。

虎の巻8 「移動平均線で起きた”だまし”」

今回はFXのテクニカル問題です

テクニカル分析において、売買サインが出たものの相場が自分の予想通りにならず(すぐにチャートが逆に動いた等)反対の結果となることを「だまし」といいます。今回はその中の一つをご紹介します。

Q移動平均線に足が接触して反発した図があります。この反発が続かずに反落する可能性が比較的高いのは以下のA-Cのうちどの期間の移動平均線でしょうか。

答え

  • A短期線

短期線での足の反発は、平均値の算出期間が短くサンプル数が少ないことで不自然な動きになることがあります。短期線での足の反発が、結果的に「だまし」となる可能性があります。

解説

平均値の算出期間が短いほど、移動平均線としての安定性は高くない。

下図では短期、中期、長期の3つの移動平均線がそろって上昇中です。そして、下降してきた足が短期線に接触して反発したところです。これを買いサインと捉えた場合、図1のように、そのまま反発が続いた場合は、買いサインが有効だったことになります。一方で、図2のように、反発が続かず下落に転じてしまう場合もあります。その場合は結果「だまし」だったことになります。

移動平均線はテクニカル分析で用いられる基本指標の一つで、ある期間の終値の平均線です。突発的な動きが発生した場合、短期間の平均線は、中長期間の平均線より平準化されないため、起伏が発生します。そして、短期線の動きだけで売買を判断した場合、反落することがあります。短期線は、中期線や長期線に比べると、結果的に「だまし」が発生しやすいといえます。
「だまし」を避けるためにはさまざまなサインを確認したうえでの取引が望ましいでしょう。例えば、反発後の足が、前の高値を抜くまで待ってからエントリーするなどの方法もその一つでしょう。

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【虎の巻アドバイス】

あわててエントリーすることは避け、移動平均線からの反発が続きそうかどうかを見極めてからエントリーすることで、「だまし」のリスクを比較的回避しやすいといえるでしょう。

次回、虎の巻更新をお楽しみに!

本記事は2016年12月8日に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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