相場概況
昨日の「米ドル/円」は、106.74円で始まると、東京時間、一時106.92円まで上昇となるが、その後は、本邦勢の売りなどで106.72円まで下押し。ロンドン時間、米追加景気対策への期待や新型コロナワクチンの普及で、ドル買いが先行する中、米10年債利回りが上昇すると106.95円まで上昇。NY時間、米10年債利回りの低下やロンドンフィキシング(日本時間1時)で、ドル売りのフローが観測されると、「米ドル/円」は106.67円まで下落となり、106.68円でクローズをむかえた。
米長期金利上昇による「米ドル/円」上昇の流れ継続。欧州時間に入り107円挑戦となったが、材料不足なのか、日柄が足りなかったのか、上抜け失敗。テクニカル的に、上値目標としては、107円台前半、108円台前半にポイントがある。ただ、ここら辺からは、反落の警戒も予測しておく必要がある。