相場概況
先週末の「米ドル/円」は、103.76円で始まると、東京時間、バイデン次期米大統領が1.9兆ドル規模の追加経済対策を発表。これを受け、時間外のNYダウ平均先物が急落。リスク・オフのドル買いとリスク回避の円買いに相殺され、「米ドル/円」は103円台後半で小動き。ロンドン時間、リスク回避の円買いから103.61円まで下落。NY時間、バイデン次期米大統領の経済対策発表を消化し、材料出尽くしから方向感なく推移し、103.90円でクローズをむかえた。
バイデン次期米大統領の1.9兆ドルの経済対策は想定内。材料出尽くしに米国が三連休という事もあり、やる気のない動きとなった。テクニカル的に大きな変化はないが、上値が重いと予想する。1/11の高値104.39円を狙う動きが出ない限り、103円割れを目指すのではないか。