相場概況
昨日の「米ドル/円」は、103.08円で始まると、東京時間午前は、103円を挟むもみ合いとなったが、午後からは、NYダウ平均先物が軟調・クロス円の下落などで102.90円台前後で推移。ロンドン時間、軟調気味にもみ合い。NY時間、12月米ISM製造業景気指数が予想56.5に対し60.7と上振れると、102.94円まで買い戻されるが、その後は、米株上昇によるリスクオンのドル売りや、原油先物価格の上昇によるドル売りで、「米ドル/円」は102.60円まで下落。
昨年末から年明けにかけて、「米ドル/円」は軟調。昨年3月10日振りの安値となった。日本においては今週中に非常事態宣言がでるだろう。また、英国やドイツなどもコロナに対する規制が強化される中、株価だけが堅調という事に違和感を感じる。
一目均衡表でみると、日足・週足・月足で「三役逆転」となっている。週足で見た場合、安値を少しずつ切り下げており、昨年3/9の安値101.20円を挑戦といった形である。
昨年から続いている、下落トレンドは今年も継続と予測する。