相場概況
昨日の「米ドル/円」は、103.50円で始まると、東京時間は、英国EUによる自由貿易協定(FTA)交渉が決着しなかったことでポンドドルが下落。対ポンドに対してのドル買いなどを受け、「米ドル/円」は103.54円まで上昇。その後はクロス円の下落を受け103.25円まで失速。ロンドン時間、新型コロナの変異種を懸念するリスク・オフのドル買いが先行し、「米ドル/円」は、103.88円まで上昇。NY時間、下落していたNYダウ平均が持ち直すと、リスク回避姿勢が後退し「米ドル/円」は103.29円まで下落。
ポンドとユーロが予想通り大荒れ。「米ドル/円」相殺されながらの上下。新型コロナの変異種に関しては、懸念されるところである。テクニカル的には、昨日解説した103.50円-104.00円のゾーンに突入となったが104円を突破するほどの動きとはならなかった。目先104円が重くなりそうだ。