相場概況
昨日の「米ドル/円」は、103.99円で始まると、東京時間は、対ポンドのドル急落を受けて朝方103.85円まで下押しとなるが、その後は104円を挟み小動き。ロンドン時間、英EU通商交渉の継続や米追加経済対策への期待から、NYダウ先物が上昇。リスク・オンのドル売りとなり、「米ドル/円」は103.51円まで下落。その後、NY時間はポジション調整の買い戻しが先行し104円台を回復。
欧州時間には、下攻め。目新しい材料ではないが、株上昇によるリスク・オンのドル売り。
テクニカル的に、昨日のローソク足は下髭の長い「上十字」となり、底入れを示す形となった。また、日足一目均衡表でみると②遅行線が26期間前チャートをした抜け、再度逆転となり、三役逆転。1本のローソク足だと、底入れ感があるが、流れからみると、まだ下があると予測する。