相場概況
昨日の「米ドル/円」は、104.14円で始まると、東京時間は104.10円を挟み小動き。ロンドン時間も膠着状況継続。NY時間、ECBやEUサミットを控え、ポジション調整でユーロドルが下落したことで、ドルの買戻しとなり、「米ドル/円」は104.40円まで上昇。しかし、その後はクロス円の下げなどもあり上値は重く、104.23円でクローズをむかえた。
ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長のブレグジット交渉では、色々と発言はあったようだが、マーケットの反応は限定的となった。あとは、ECBとEUサミット待ち。これが終わると、完全にクリスマスモードに移行しそうだ。日足一目均衡表では、昨日解説した通り、②遅行線が26期間前チャートと交差し、逆転が解消、これで三役逆転も解消となった。雲の下限が104円台半ばとなっており、目先これを上抜けるほどの強材料が出るとは考えにくい。とりあえず、欧州のイベント待ちといったところか。