相場概況
昨日の「米ドル/円」は、104.09円で始まると、東京時間、朝方104.23円まで上昇となるが、その後は日経平均の軟調や本邦輸出勢の売り観測などで103.94円まで下押し。ロンドン時間、ポンドドルに対しドル買いが先行し「米ドル/円」は104.31円まで上昇。NY時間、新たな材料がない中、ドル売りの流れで103.93円まで下落。その後も104円を挟み方向感なく、104.02円でクローズをむかえた。
先週末の米雇用統計という、一応のイベントが消化されたことや、マーケットの焦点が欧州通貨となっていることから、「米ドル/円」は方向感がない。早くもクリスマスモードとなる可能性がある。日足一目均衡表でみると、現時点で三役逆転と強い売りシグナル発生となっているが、値動きが収束してきており、木曜には②遅行線が26期間前チャートとクロスし、三役逆転が解消となる可能性が高い。日足ベースでは、方向感が見えない。新たな材料か方向性が出るまで、いったん様子見といったところか。