相場概況
昨日の「米ドル/円」は、104.30円で始まると、東京時間、堅調な日経平均やクロス円の上昇などを受け104.46円まで上昇。ロンドン時間、対ユーロなどでドル買戻しが入り、「米ドル/円」に買いが入り104.75円まで上昇。NY時間、11月ADP雇用統計では、予想43.0万人に対し30.7万人と下振れ、104.40円台まで失速し、104.41円でクローズをむかえた。
欧州時間の「米ドル/円」買い戻しは、予想より力強かったが、ADPで水をさされた。今の「米ドル/円」には方向感がなく、マーケットではユーロやポンドに人気が集まり、蚊帳の外状態。
テクニカル的には、昨日の高値104.75円は、11/24の直近高値104.76円を上抜けに失敗となったが、104円台で待機しており、再度上値を狙いそうだ。こうなると、週末の米国雇用統計が、流れを変えるか。