相場概況
昨日の「米ドル/円」は、104.44円で始まると、東京時間、本邦輸出企業の売りに対する警戒感などで上値が重く、一時104.25円まで下落。ロンドン時間、本日米国が感謝祭で休場ということもあり、動意薄の中104.20円台から104.30円台で膠着。NY時間に104.21円の安値を付け104.24円でクローズをむかえた。
昨日は、米国の感謝祭と本日のNYがブラック・フライデーということで、取引が閑散となりそうだ。世界的な新型コロナウイルス感染拡大を考えると、上振れの可能性は低いとみる。執筆時現在で、「米ドル/円」安値は104.18円となっており、これは、103.65円から104.76円の上昇に対し50.0%押し(104.20円)レベルである。流動性が低下しているので、104円を割り込むと、一気に下落する可能性もあるので警戒。