相場概況
昨日の「米ドル/円」は、104.42円で始まると、東京時間、本邦実需勢の買いで104.59円まで上昇。しかし、その後「東京都が飲食店などに営業時間の短縮を要請し、都民に対してもできる限り不要不急の外出を控えるよう呼びかける」との報道を受け、日経平均が上げ幅を縮小、「米ドル/円」は104.40円台で伸び悩みとなった。ロンドン時間も104.40円台での小動き継続。NY時間、NYダウ平均の急落を受け、「米ドル/円」は104.25円まで下落。
昨日、7-9月期米国GDP(改定値)、10月米耐久財受注額、10月米新築住宅販売件数は、強弱入混じりで、反応できずとなった。テクニカル的には大きな変化はない。日足一目均衡表でみると、②遅行線が26期間前の安値104.47円を下回り逆転。現時点で三役逆転中であるが、日足ベースでは方向感がつかめない。
本日は、米国が感謝祭で休場のため薄商いが予想される。