相場概況
昨日の「米ドル/円」は、104.29円で始まると、東京時間、NYダウ平均先物の堅調もあり104.50円まで上昇となるが、その後は104.30円前後まで下押し。ロンドン時間、欧州株や時間外のNYダウ平均先物の下落を受け、リスク回避の円買いが先行し、「米ドル/円」は104.02円まで下落。NY時間、7-9月期米GDP(速報値)が予想31.0%に対し33.1%と上振れると、買いが先行。104円付近では、本邦勢の買い観測もあり、「米ドル/円」は104.72円まで上昇し、104.61円でクローズをむかえた。
欧州時間、再度104円割れに挑戦となったが、本邦勢の買い観測に敗れ、失敗。値動きを見ていると、103円台は時間の問題と思われたが、地雷を踏んだように反発。テクニカル的には、仮に104円を割り込まない場合、トリプルボトムの可能性も出てきた。その場合ネックラインが8/13の高値107.04円となるので、安値104.00円からの2倍反転で、上値目標が110.08円となる。トリプルボトム完成の条件は、①104円を割らない、②107.04円を突破。まだ、反発は、考えにくいところだが、頭の中には入れておきたい。