相場概況
先週末の「米ドル/円」は、105.42円で始まると、東京時間、欧州各国での新型コロナウイルス感染拡大を嫌気し、ユーロ円・ポンド円などのクロス円が下落。日経平均の軟調などもあり、「米ドル/円」は105.19円まで下落。ロンドン時間、動意薄の中105.30円前後で小動き。NY時間、9月米小売売上高や10月ミシガン大学消費者態度指数(速報値)が予想を上回ると、ドル買い優勢となり、「米ドル/円」は105.44円まで上昇。その後は、週末のポジション調整の動きとなり105.39円でクローズをむかえた。
新たな材料はなく105円台前半での小動き。ハイローで0.249円と、やる気のない動きだった。テクニカル的には10/14の安値105.03円が、9/21安値104.00円から10/7高値106.10円の上昇に対し50%押し(105.05円)レベルで切り返し中。また、106.10円-105.24円-105.62円からの下値拡張61.8%(105.08円)達成後の戻り局面とも言えそうだ。戻り売り方針に変化はないが、積極的に攻めにくい局面。