相場概況
昨日の「米ドル/円」は、105.37円で始まると、東京時間は、本邦勢による実需の買いで105.47円まで上昇となるが、その後は105.20円台に失速。ロンドン時間、欧米株の下落を受け、一時105.20円まで下押しとなるが、株安によるリスク・オフのドル買いもあり下値も堅かった。NY時間、ジリ高進行の中、昨日の高値105.49円を超えて、105.52円まで上昇。
昨日は、上も下も固かった。来週の米国雇用統計を控え、月初の重要経済指標などもあり、動きにくい展開となりそうだ。4日続伸で高値更新中なので、フィボナッチリトレースメントで戻りを計測すると、107円に到達するかが、大きなポイントとみるが、その前には細かくポイント(抵抗線)がある。107円までの道のりは遠いと想定しているが、値幅的には現実的なレベルとなっている。戻り売り方針としたくなるが、週末を控えて様子見か。