相場概況
昨日の「米ドル/円」は、104.89円で始まると、東京時間、連休明けの本邦勢による実需の買いなどで105.19円まで上昇。ロンドン時間、一時104.92円まで下押しとなるが、NY時間、金価格の下落を受け、資源国通貨に対しドル買いが先行し、105.49円まで上昇。
NYダウ平均やナスダックの下落から、リスク・オフのドル買いを誘発。流れを変えるほどの材料があるわけではないが、104.00円から3日続伸となった。テクニカル的にみると、昨日の高値105.49円は、8/28の高値106.94円から9/21の安値104.00円の下落に対し50.0%戻し(105.47円)レベルとなる。米ドル円はフィボナッチ50%で押しや戻しへと反応しやすいので、ここで106円台挑戦となるかが目先のポイントとなりそうだ。