相場概況
昨日の「米ドル/円」は、106.15円で始まると、東京時間、日経平均の堅調などを受け、106.34円まで上昇。ロンドン時間、欧州株が堅調となり、時間外の米10年債利回りが上昇した事などを受け「米ドル/円」は、106.55円まで上昇。NY時間、大型ハイテク株など利食い売りが入り、米国株が急落。リスク回避の円買いが先行し、「米ドル/円」は、106.00円まで下落。
昨日、大きな材料はなかったが、するすると新値を更新し106.55円まで上昇。しかし、107円挑戦手前で失速。週足一目均衡表でみると、先週、②遅行線が26期間前チャートとクロスし、逆転が解消。あと気になるポイントが、③現ローソク足と雲の位置が、現在は下にあり逆転状態だが、雲下限に接近しており、なおかつ雲の層が薄く、下限106.71円・上限106.79円。本日の米雇用統計で、雲を上抜け107円突破となるかに注目。