相場概況
先週末の「米ドル/円」は、105.77円で始まると、東京時間、前日からの流れで105.55円までジリ安。ロンドン時間、ユーロ円の下落を受け、「米ドル/円」は105.44円まで下押し。その後は、ユーロドルやポンドドルの下落によるドル買いで、買戻しが先行。NY時間、8月米製造業・サービス部門PMI・7月米中古住宅販売件数が予想を上振れ、米国株が上昇すると、「米ドル/円」は106.07円まで上昇。その後、米長期金利が低下すると、105.80円前後まで失速。
先週末も新たな材料はなかった。そろそろ、11月に行われる米国大統領選挙にからんだ米国の政局の動きに注目が集まりそう。テクニカル的には、先週戻りはしたものの106円台の滞空時間は短く、104円台を目指すと予測。下値目処目標は、104.39円(109.84円-106.07円-108.16円からの下値拡張100%)・104.11円(111.71円-105.98円-109.84円からの下値拡張100%)。