相場概況
昨日の「米ドル/円」は、105.90円で始まると、東京時間は祝日の中、ジリ安。NYダウ平均先物の軟調もあり105.72円まで下落。ロンドン時間、ユーロの下落を受け「米ドル/円」は106円台回復。NY時間、トランプ米大統領が追加の新型コロナウイルス経済対策を実施する大統領令に署名した事などを受け一時106.20円まで上昇。その後は、米10年債利回りの低下などを受け、105.70円まで下落。その後は買戻しが入り105.95円でクローズをむかえた。
先週末の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が176.3万人(予想158.0万人)と強い数値となり、105円台半ばから106円まで反発。大崩は無かった。市場の注目は、米中対立・米コロナ追加対策協議に移行。テクニカル的には、先週末から続伸とはなっているが、週が変わり、週足一目均衡表が①転換線<基準線と逆転となり、「三役逆転」。これで、日足・週足・月足が三役逆転という激レア状態となった。中長期の流れが下向きという流れに、変化はないと予測する。