相場概況
昨日の「米ドル/円」は、105.54円で始まると、東京時間は105.50円を挟み、方向感なく小動き。ロンドン時間、一時105.69円まで上昇となるが、その後はジリ安。NY時間、新型コロナウイルス追加経済対策に関する与野党協議が注目される中、米10年物国債利回りの低下を受け、「米ドル/円」は、105.30円まで下落。その後、買戻しが入り105.52円でクローズをむかえた。
「米ドル/円」は、小幅ながら3日続落。本日の米雇用に関しては、昨日のADP雇用報告が予想を大きく下振れした事や、トランプ米大統領が「雇用に関し、金曜日に大きな数字がでる」と発言した事などもあり、注目度が高く、発表までは様子見か。テクニカル的に、大きな変化はない。昨日の安値105.30円は、前日の安値105.32円を割り込み、下値を切り下げ中。104円台に向かう可能性が高いと予測する。