相場概況
昨日の「米ドル/円」は、107.24円で始まると、東京時間、日銀は金融政策を現状維持。レポートでは目新しい材料もなく、107.20円前後で小動き。ロンドン時間、欧米株の上昇で、リスク・オンのドル売りが先行。「米ドル/円」は106.66円まで下落。NY時間、米株が伸び悩みをみせると、「米ドル/円」は買戻しが先行。ロンドンフィキシングにかけて106.97円まで上昇し、106.94円でクローズをむかえた。
「米ドル/円」は、東京時間の日経平均には同調しやすいが、欧米時間の欧米株に対しては相反しやすいようだ。テクニカル的には、日足一目均衡表で、買い転換の兆しが見えたが、上値は重たかった。前日の高値更新は2回で終了。方向は下向きで、101.20円から111.71円の上昇に対する、押し50.0%の106.45円前後を維持できるかどうか。このレベルを割り込むと、ストップの売りを誘発しそうだ。