相場概況
先週末の「米ドル/円」は、106.84円で始まると、東京時間は、日経平均の下落を受け106.58円まで下落。その後は、時間外のNYダウ平均先物が上昇し、日経平均が下げ幅を縮小させると、「米ドル/円」は、買戻しが優勢となり、107.33円まで上昇。ロンドン時間、米長期金利が上昇し、「米ドル/円」は、107.55円まで上昇。NY時間は、107.40円を挟む小動きとなり、107.38円でクローズをむかえた。
先週末の夕方には、「日本株に本邦長期資金から買いが観測された」との指摘があり、日経平均が下げ縮小幅し、「米ドル/円」は買戻しが先行。ストップロスを巻き込み107.55円まで上昇。日足一目均衡表で見ると、三役好転解消からの反発となったが、三役好転までの回復とまでは言えないレベルである。下げ止まりなのか、単なる戻りなのか、今週の流れが方向を決めるのかもしれない。