相場概況
昨日の「米ドル/円」は、107.51円で始まると、東京時間、日経平均の下落を受け、一時107.36円まで下落。その後、日経平均が持ち直すと、107円台半ばまで買い戻された。ロンドン時間、107円台半ばで堅調推移。NY時間、世界的な経済再開や、新型コロナウイルスのワクチン開発の動向を好感し、欧米株が堅調。「米ドル/円」は107.94円まで上昇となるが、米10年債利回りの低下などで107.64円まで下押しとなり107.71円でクローズをむかえた。
前日はリスクオンでドル売りとなったが、昨日はリスクオンのドル買い。107円台のレンジが続く。日足一目均衡表でみると、①転換線>基準線=好転となっているが、②遅行線が、26期間前のチャートとクロスし揉み合い、③現在値が雲の中にあり、②③が方向感がない状態。目先は様子見か。