相場概況
昨日の「米ドル/円」は、107.67円で始まると、東京時間、日本の経済再開を受けた日経平均の上昇を受け、一時107.92円まで上昇となるが、その後は107.80円前後で推移。ロンドン時間、世界的な経済再開を期待し、欧米株が上昇となると、全体的にリスクオンによるドル売りで、「米ドル/円」は107.40円まで下落。NY時間、4月米新築住宅販売件数は予想48.0万件に対し62.3万件と上振れ、5月米消費者信頼感指数は予想88.0に対し86.6と下振れ、強弱入り混じりとなり、マーケットの反応は限定的で、107.54円でクローズをむかえた。
昨日108円挑戦となるが失速。欧米時間には株価上昇がリスクオンのドル安で107円台のレンジ継続となった。テクニカル的には、4/16と4/17の高値108.08円、4/23の高値108.04円、5/19の高値108.08円。そして109.38円から105.98円の対する61.8%の108.08円など、108円前半はポイントが重複している。今のところ、108円が堅い壁となっているが、上抜けるとストップロスの買いもあり、上昇トレンド形成となるかもしれない。