相場概況
昨日の「米ドル/円」は、107.33円で始まると、東京時間、日経平均の上昇を受け107.45円まで上昇となるが、その後日経平均が伸び悩みとなると、107.40円を挟む小動き。ロンドン時間は、ジリ高。NY時間、日銀が22日に臨時の金融政策決定会合を開き、新たな資金供給手段を議論すると発表すると、「米ドル/円」は108.08円まで上昇。しかし、その後は米国株の反落や米長期金利の低下もあり107円台に押し戻され107.71円でクローズをむかえた。
日銀の臨時金融政策決定会合開催を好感し108円突破。ただ、上昇トレンドを作るほどの策があるかは疑問である。しかし、108円到達で、テクニカル的には変調の兆しが出てきた。日足一目均衡表だと、①転換線>基準線となり好転。③現在価格が雲上限を上抜けし好転。②遅行線は、26期間前チャートを上抜け。これで執筆時間では三役好転(強い買いシグナル発生中)。短期的には上振れの可能性が高い。