なっとく!FXブログ/遠藤寿保

パウエルFRB議長発言ハト派。

2019年12月12日

相場概況

昨日の「米ドル/円」は108.69円で始まると、東京時間、一時108.85円まで上昇。しかし、ナバロ米大統領補佐官が「12月の対中制裁関税が実行されない兆候はない」「我々が合意するのは中国次第」との発言で、108.66円まで失速。その後は108.70円前後で小動き。ロンドン時間、FOMCを控え108.70円前後で揉み合い。NY時間、FOMCはFFレート誘導目標を1.50-1.75%と据置を決定。声明で、「不確実性」との文言を削除したことがわかると、「米ドル/円」は108.77円まで上昇。しかし、ドットチャートでは来年の金利据え置きが示され、パウエルFRB議長が「物価の持続的な上昇を確認するまでは利上げの可能性は低い」と述べると、マーケットはハト派的ととらえ108.46円まで下落。

ドットチャート(FOMC参加者の政策金利見通し)では来年の米金利は据え置きが示されたが、パウエルFRB議長が否定するようにハト派発言。結局方向性を作る動きにはならなかった。やや下値リスクは感じるが、テクニカル的に昨日の安値108.46円は、8/26の安値104.44円から12/2の高値109.72円に対する押し23.6%(108.47円)レベルと、直近の下値抵抗線である108.40円で止まった。下値警戒リスクとして、38.2%(107.70円)・50.0%(107.08円)のレベルは認識しておく必要がある。

チャート画像

※チャート画像は当社「外貨ex」のものです。

本記事は2019年12月12日10:00に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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