なっとく!FXブログ/遠藤寿保

「有事のドル買い」で「米ドル/円」堅調。

2019年9月17日

相場概況

週末、イエメン・フーシ派によるサウジの石油施設空爆との報を受け、「米ドル/円」は先週末の終値108.08円から窓を開け107.68円でスタート。東京時間、中東情勢を嫌気し107.49円まで下落。その後は実需の買いなども入り107円台後半で落ち着きを見せた。ロンドン時間、欧州株やNYダウ平均先物の下落で、107.67円まで下押しとなるが深押しはなし。NY時間、107円台半ばで本邦勢の買いが観測され、米10年債利回りが低下幅を縮小させると、「米ドル/円」は108.16円まで上昇。9月米NY連銀製造業景気指数は予想4.0に対し2.0と下振れたがマーケットの反応は限定的となり108.15円でクローズをむかえた。

14日(土)に、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による無人機(ドローン)が、サウジアラビア東部の国営石油会社サウジアラムコの石油施設を空爆。米国ポンペオ米国務長官は、イランによる攻撃の可能性と批判し緊張が高まった。週明け「米ドル/円」は窓を下に開け107円台後半スタートとなったが、「有事のドル買い」で108円台を回復。予想外の要素が入り、簿妙な展開である。テクニカル的には、8/13に108.26円と高値更新を継続している事を考えると、まだ上に行きたがっているように見える。目先の上値目標は4/24の高値112.39円から8/26の104.44円に対する、戻り50%(108.41円)や戻り61.8%(109.35円)か。

チャート画像

※チャート画像は当社「外貨ex」のものです。

本記事は2019年9月17日10:00に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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