【お知らせ】
明日8/23(金)のブログはお休みとさせて頂きます。次回は8/26(月)となります。
相場概況
昨日の「米ドル/円」は、106.20円で始まると、東京時間は、下落で始まった日経平均が下げ幅を縮小、NYダウ平均先物や米長期金利の上昇を受け106.55円まで上昇。ロンドン時間、コンテ伊首相が辞意でイタリア政局不安が後退し、欧州株が上昇。「米ドル/円」は106.59円まで上昇。NY時間、米10年債利回りが上昇幅を縮めると、「米ドル/円」は106.34円まで下落となるが、NYダウ平均が反発した事などもあり、106.59円まで買い戻された。FOMC議事要旨では「今回の利下げはサイクルの半ばにおける調整」「幾人かの委員は柔軟性が必要だと強調」との見解が示されると、「米ドル/円」は、106.64円まで上昇し106.61円でクローズをむかえた。
昨日の「米ドル/円」は反発。方向性を決める材料はなく、明日のジャクソンホール待ちとなっている。パウエルFRB議長講演では、年内残り3回のFOMCでの複数回の利下げがあるか、また、FRBの緩和姿勢はどうなるのかのヒントが出るかに注目。
テクニカル的に、反発目処を計測すると8/1の高値109.31円から8/12の安値105.05円の下げ幅に対し38.2%戻り(106.67円)レベルで高止まりしている。107円突破がトレンドの分岐点になるかもしれない。
2019年8月22日(木)注目の経済指標
16:30 独 8月 製造業PMI
16:30 独 8月 サービス部門PMI
17:00 欧 8月 製造業PMI
17:00 欧 8月 サービス部門PMI
20:30 欧 ECB議事要旨
21:30 米 前週分 新規失業保険申請件数
21:30 米 前週分 失業保険継続受給者数
22:45 米 8月 製造業PMI
22:45 米 8月 サービス部門PMI
22:45 米 8月 総合PMI
23:00 米 7月 景気先行指標総合指数
23:00 欧 8月 消費者信頼感(速報値)
※、21-22日予定 日米閣僚級通商協議
本日は、欧州圏の各PMIの発表に注目。欧州経済が軟調となれば、「米ドル/円」のサポートになる。