なっとく!FXブログ/遠藤寿保

FOMC、0.25%引き下げ、パウエルFRB議長はタカ派的発言

2019年8月1日

相場概況

昨日の「米ドル/円」は108.58円で始まると、東京時間、日経平均の下落を受け108.49円まで下押しとなるが、FOMCを控え、その後は108.60円を挟む小動き。ロンドン時間も108.55円を挟み膠着。NY時間、7月ADP全米雇用報告・4-6月期米雇用コスト指数は、予想の範囲内で影響はなし。7月米シカゴ購買部協会景気指数は若干予想を下回るが、大きな影響はなし。FOMCでは、政策金利を0.25%引き下げ2.00-2.25%と決定。マーケットは買いで反応し108.50円から108.87円まで上昇。しかし、声明文では、次回以降の会合でも引き続き利下げを実施する可能性を示唆。利下げと同時にFRBの保有資産の縮小終了も決定。「米ドル/円」は伸び悩み。パウエルFRB議長の定例記者会見で、「今回の利下げは中期的な金融政策の調整であり、長期的な利下げ局面の始まりではない」との発言を受け、「米ドル/円」は108.99円まで上昇し、108.76円でクローズをむかえた。

昨日のFOMCでは、0.50%利下げなどの大きなサプライズはなかった。しかし、パウエルFRB議長の発言は、ややタカ派的ととらえられたようだ。高値は、アスクで109.00円タッチとなったが突破とはいかなかった。109円越えには段階的にストップロスオーダーがあるといわれているが、今週上攻めとなるかに注目。
テクニカル的には、Wボトム完成のためのネックライン109円を完全に上抜けと、111.19円を目指すことになる。第一目標としては112.39円-106.77円に対する戻り50%の109.58円レベル。

チャート画像

※チャート画像は当社「外貨ex」のものです。

2019年8月1日(木)注目の経済指標

16:55 独 7月 製造業PMI(改定値)
17:00 欧 7月 製造業PMI(改定値)
17:30 英 7月 製造業PMI
20:00 英 BOE
20:00 英 英中銀資産買取プログラム規模
20:00 英 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
20:00 英 英中銀インフレリポート
20:30 英 カーニーBOE総裁発言
21:30 米 前週分 新規失業保険申請件数
21:30 米 前週分 失業保険継続受給者数
22:45 米 7月 製造業PMI(改定値)
23:00 米 7月 ISM製造業景況指数
※8/1-8/2 日米通商協議

本日は米ISM製造業景況指数に注目。FOMC後、強い数値となれば、「米ドル/円」のサポートとなるかもしれない。

本記事は2019年8月1日10:00に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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