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パウエルFRB議長米利下げ示唆で、「米ドル/円」失速。

2019年7月11日

相場概況

昨日の「米ドル/円」は、108.84円で始まると、東京時間は仲値の買いなどで108.98円まで上昇となるが、その後は108.80円台に失速。ロンドン時間、パウエルFRB議長発言を控え、108.80円台から108.90円台で膠着。NY時間、パウエルFRB議長の米下院金融サービス委員会での証言原稿では「前回会合以降の不透明感が引き続き見通しを曇らせている」「貿易や世界経済の成長見通しに不透明感」「米景気拡大を支えるため適切に行動する用意がある」との見解が示されると、米利下げ観測から108.53円まで下落。質疑応答では、好調となった6月米雇用統計はFRBの見通しに影響はない。「米中通商問題では不確実性が完全に拭い去れない」などと述べ、「米ドル/円」は108.34円まで下落。

パウエルFRB議長は、利下げを示唆。今回は、「米国金利利下げ→米国株上昇→通貨安」と教科書通りの動きとなった。しかし、米国株の上昇が「米ドル/円」下落に対してブレーキともなっている感じだ。

テクニカル的には、109円をタッチすら出来ず失速。結局4/24の高値112.39円から6/25の安値106.77円に対して、戻り38.2%(108.91円)レベルを完全に超えることが出来なかった。米国利下げ観測継続となれば、「米ドル/円」は下向き再開か。

チャート画像

※チャート画像は当社「外貨ex」のものです。

2019年7月11日(木)注目の経済指標

15:00 独 6月 消費者物価指数(CPI、改定値)
20:30 欧 ECB理事会議事要旨
21:30 米 6月 消費者物価指数(CPI)
21:30 米 前週分 新規失業保険申請件数
21:30 米 前週分 失業保険継続受給者数
23:00 米 パウエルFRB議長、発言
27:00 米 6月 月次財政収支

本日は、米国消費者物価指数に注目。強い数値となれば、「米ドル/円」のサポートとなる。

本記事は2019年7月11日10:00に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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