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過度な貿易戦争懸念後退で、「米ドル/円」買い戻される。

2019年5月15日

相場概況

昨日の「米ドル/円」は、109.28円で始まると、東京時間は日経平均株価の下落を受け、一時109.14円まで下落。その後、トランプ米大統領が「中国との協議は成功すると思う。それは3-4週間後に分かる」との見解を示すと、日経平均株価が下げ幅を縮小させ、「米ドル/円」は109.70円まで上昇。ロンドン時間、欧州株が堅調となると「米ドル/円」は109.77円まで上昇。NY時間、一時109.44円まで下押しとなるが、その後はNYダウ平均の上昇などを受け109.70円台まで回復。「ムニューシン米財務長官は近く訪中の可能性があり、通商交渉の継続を望んでいる」とのニュースも下支えとなった。

昨日は、過度な貿易戦争懸念が後退となり、買戻しが先行。
テクニカル的に、昨日の高値109.772円は、5/6の高値110.958円から5/13の安値109.017円に対する戻り38.2%(109.758円)レベル。まだ、反転基調と判断するのは早いのではないか。戻りの許容としては110円台前半で、ここを超えた段階で、ようやく109.01円が目先の底になるとみる。

チャート画像

※チャート画像は当社「外貨ex」のものです。

2019年5月15日(水)注目の経済指標

15:00 独 1-3月期 国内総生産(GDP、速報値)
18:00 欧 1-3月期 四半期域内総生産(GDP、改定値)
21:30 米 4月 小売売上高
21:30 米 5月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:15 米 4月 鉱工業生産
23:00 米 5月 NAHB住宅市場指数
29:00 米 3月 対米証券投資

本日は、米国小売売高に注目。マーケットの焦点は米中貿易戦争だが、最近米経済指標がさえない。弱い数値となると、「米ドル/円」の売り圧力となる。

本記事は2019年5月15日10:00に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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