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「米ドル/円」、米中貿易戦争再開控え下げ止まり。

2019年5月9日

相場概況

昨日の「米ドル/円」は110.24円で始まると、東京時間は、日経平均株価の下落など、前日からの流れを引き継ぎ109.90円まで下落。その後は、実需の買いなどもあり110円台を回復。ロンドン時間にはいると、110円台前半で小動き。NY時間、トランプ米大統領がツイッターで「劉・中国副首相は通商協議を修復させるプランを持っている」と発言すると米株が反発し、「米ドル/円」も110.26円まで上昇。しかし、米通商代表部が「2000億ドル相当の中国輸入品に対する関税を10日に10%から25%に引き上げる」と官報で正式通知すると110円近辺に失速。その後、サンダース米大統領報道官が「中国から米国との合意に前向きな示唆があった」との発言で買い戻されるが、中国商務省が「米国の対中関税が発効すれば、中国は報復措置を講じる可能性がある」との発言で、一時110円割れとなり、110.09円でクローズをむかえた。

ついに109円台まで下落。昨日は、米中貿易戦争再開に向け一服というところか。
テクニカル的なポイントとして、3/25の安値109.70円を割り込むと、104.83円-112.39円に対する押し38.2%(109.70円)・50.0%(108.61円)・61.8%(107.71円)が下値の目標となる。
米中貿易戦争がサプライズ的に解決方向に進展しなければ、109.70円割れ方向に向かう確立が高いとみる。昨日同様、米中要人発言に注意。

チャート画像

※チャート画像は当社「外貨ex」のものです。

2019年5月9日(木)注目の経済指標

21:30 米 4月 卸売物価指数(PPI)
21:30 米 3月 貿易収支
21:30 米 前週分 新規失業保険申請件数
21:30 米 前週分 失業保険継続受給者数

米国PPIも注目だが、米中通商協議の進展に警戒。

本記事は2019年5月9日10:00に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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