相場概況
昨日の「米ドル/円」は、111.34円で始まると、東京時間は日経平均株価の下落を受け111.11円まで下押しとなるが、その後は買戻しが入り111.30円台に回復、ロンドン時間、英政府が合意なき離脱の場合における暫定的な関税制度を発表。ポンドが上昇するなか、「米ドル/円」は111.30円前後で小動き。NY時間、英議会は、「合意なき離脱回避案」を賛成312票、反対308票の僅差で可決となり、ポンドは上昇。「米ドル/円」は欧米株の上昇を受け、一時111.46円まで上昇となるが、2月米PPIが予想を下振れ、米中通商合意が先送りされるとの懸念から111.00円まで下落し、111.17円でクローズをむかえた。
現在のマーケットの焦点は、英議会となっており、「米ドル/円」は蚊帳の外状態である。とは言え、米経済指標がネガティブでも111円台をキープしているので、底堅いといえそうだ。本日も英議会が、「離脱延期案」の採決をおこなう。本日も「米ドル/円」は、111円台前半から半ばでの小動きか。
2019年3月14日(木)注目の経済指標
16:00 独 2月 消費者物価指数(CPI改定値)
21:30 米 前週分 新規失業保険申請件数
21:30 米 前週分 失業保険継続受給者数
23:00 米 1月 新築住宅販売件数
※英議会
本日も英議会に注目が集まる。「米ドル/円」は小動きか。
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注)本日の予想は3月14日(木)10:00に寄稿したものです。本サービスに掲載する情報(売買戦略)は、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。投資方針などの最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によってに生じたいかなる損害につきましても、当社は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。また、上記レートは当社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。