相場概況
昨日の「米ドル/円」は111.12円で始まると、東京時間は、エチオピアでの飛行機墜落によるリスク回避の動きで、日経平均株価が軟調となると、「米ドル/円」は110.88円まで下押し。その後日経平均株価が買い戻されると、「米ドル/円」も111円台回復。ロンドン時間、「米ドル/円」は111.30円台まで上昇。NY時間、NYダウ平均の軟調を受け一時111.03円まで下押しとなるが、その後は買戻しが入った。1月米小売売上高は予想▲0.1%に対し0.2%と上振れたが、前回分が下方修正され、反応は限定的となり、111.22円でクローズをむかえた。
米小売売上高は好結果となり、先週末の雇用統計を相殺させたのかもしれない。引き続き、本日の米CPIには注目。また、本日は英議会でのブレグジット採決が予定されており、動きにくいところである。
テクニカル的には、割れた200日SMAを回復しつつあり、想定より下げがあまく感じる。
想定していない、買い意欲が隠れている感じがあり、戦略としては、一旦中立。
2019年3月12日(火)注目の経済指標
18:30 英 1月 GDP
18:30 英 1月 鉱工業生産指数
18:30 英 1月 製造業生産指数
21:30 米 2月 消費者物価指数(CPI)
27:00 米 2月 月次財政収支
※英議会
本日は、米CPIに注目。強い数値なら「米ドル/円」のサポートとなる。
また、英議会でブレクジットに関する進展次第では、リスクオンの可能性がある。
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注)本日の予想は3月12日(火)10:00に寄稿したものです。本サービスに掲載する情報(売買戦略)は、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。投資方針などの最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によってに生じたいかなる損害につきましても、当社は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。また、上記レートは当社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。