本日の短期戦略、「米ドル/円」戻り売り継続
昨日は、8月米CPI、新規失業保険申請件数が強い数値となり、「米ドル/円」は111.03円まで上昇となったが、北朝鮮情勢によるリスク回避懸念は継続。朝方ミサイル発射で109.55円まで下落。日足ベースの一目均衡表で雲下限を上抜けるかと思われたが、失速という形となった。
本日の短期戦略
売り指値110.50円(本日中)
・損切り(逆指値)111.30円
・利食い(指値)109.30円
本日は、昨日の高値111.03円は戻りきらないと予測。エントリーポイントは、昨日の高値111.03円-今朝方の安値109.55円の61.8%戻りとなる110.46円超えの110.50円とする。損切りの逆指値は、前日の高値111.03円超えの111.30円。利食いの指値は、今朝方の109.55円割れの109.30円。
目先、110.50円前後から109.50円前後のレンジ形成と予測し、110円台半ばまで引き付けての戻り売りで攻めてみたい。
※チャート画像は当社「外貨ex」のものです。
昨日の短期戦略結果
売り指値111.30円としていたが、不成立。
予測通り114.49円-107.28円の50%戻りとなったが、指値までは到達しなかった。
※チャート画像は当社「外貨ex」のものです。
2017年9月15日(金)注目の経済指標
21:30 米 8月小売売上高 予想0.1%
21:30 米 9月 ニューヨーク連銀製造業景気指数 予想18.0
22:15 米 8月鉱工業生産 予想0.1%
23:00 米 9月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値 予想95.0
本日は、北朝鮮リスク再発のため米国経済指標が弱い数値だと反応しやすくなりそうだ。
中期戦略 「ユーロ/米ドル」上昇基調継続!
9/7(木)のECB理事会では、政策金利は据え置きとなり、ドラギECB総裁は秋に政策調整を決定するとの前回の理事会でのスタンスを維持としたが、明確なユーロ高牽制発言がなかったことを受け、9/8(金)には1.2092米ドルまで上昇し高値を更新。現在、北朝鮮情勢を受け小動きとなっているが、次回10/26(木)のECB理事会ではテーパリングの開始が見込まれている。テクニカル的には、2014年5月の高値1.3992米ドルから2016年12月の安値1.0352米ドルまでの下落幅に対し、50%戻りの1.2172米ドル・61.8%戻りの1.2601米ドルを目指しそうだ。また、長らく1.03米ドル台から1.17米ドル台でのボックス形成を2017年7月26日(水)に上抜けた事から、理論上倍の幅となる1.31米ドル台の可能性も秘めている。
※チャート画像は当社「外貨ex」のものです。
ポジション状況
現在ポジション 無し
注)本日の予想は9月15日11:00に寄稿したものです。
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